夏を夏らしく感じるアウトドア
毎日のように新型コロナ感染が心配され部屋に閉じこもる生活がほぼ4か月続いています。今までに誰もが経験した事のない社会現象です。人間、ストレスは体に良くないと言われているので、そろそろ野外での活動を再開してはどうでしょうか。緊密な接触は避けなければなりませんが、衛生面に注意しながら少しづつ体を慣らす必要があります。筋肉をほぐして脳へ刺激を与えましょう。
アマチュア無線とアウトドアは相性がいいのです。
昔の大きな家では敷地内にアンテナマストを立て全長20mもするフルサイズアンテナを張れる局もありましたが、最近ではほとんどの家が小屋や離れ家屋を増築されたり、マンションやアパート生活する方が増えました。そんな理由からかアマチュア無線も移動運用する局が増えバンド内を賑わせています。珍しい場所に移動することのメリットと言えば多くの局からの応答率が高くなることです。
たくさんの局から一度に呼ばれることをハム用語でパイルアップと言います。これは一度経験すると病みつきになるようです。
そしてこれら移動局や固定局を探してアワードと呼ばれる表彰状のような証明書を集める楽しみ方です。
全国にいる各局を相手に熱心にサービスされている方には頭が下がります。
アウトドアのもう一つの効果は、
災害を想定したキャンプ生活疑似体験
です。防災への活動は皆さん熱心なのですが、いざ災害が起こった場合に備えて、屋外での非常生活に慣れておくことです。
キャンプ生活を定期的に開催して慣れることで不慮の事態に備えることが出来ますし、不足品の把握にもつながります。
夏のこの時期に、一度経験されては如何でしょう。
もちろんビールを飲みながらのBBQ(バーベキュー)でも話が盛り上がること確実です。随分昔の話ですが、当クラブでは鈴鹿川の河川敷に大型の常設テントを張って1週間8J2IYVという特別局の運用をやったことがあります。当時は国土交通省管理事務所で許可をとり許されましたが現在は無理でしょう。
たくさんの方が訪れて運用のお手伝いを頂きました。
今ではもう昔の良き思い出になってしまいましたが。
JARL(日本アマチュア無線連盟)三重県支部でも、これらの楽しみを支援するために2つのアワードを発行しています。
(1)オール三重33アワード
(2)三重333アドレス賞
アワード委員長は当クラブ員のJA2NMH長谷川隆司さんです。


詳細は、支部ホームページをご覧ください。
http://jarl-mie.com/